基礎工事とは? 〜後編〜

基礎工事とは? 〜後編〜

基礎工事の工程をご紹介!

では、基礎工事の工程は、いったいどのようにして進んでいくのでしょうか。

ここでは、多くの住宅で採用する「ベタ基礎」を例にとって、ご紹介いたします。

地縄を張る(遣り方工事)

まずは建物が土地の中のどの部分に建つのかがわかるように、縄やロープで印を付けます。

「遣り方工事」とも呼ばれています。

根切りをする(掘削工事)

基礎を入れるために、パワーショベルといった重機で基礎の底となる高さまで土を掘ります。

砕石を入れる

「砕石」と呼ばれる細かく砕いた石を敷地全体に敷き、地面を転圧して地盤を固めます。

防湿シートを敷き、捨てコンクリートを流す

その上に「防湿シート」を敷き、建物を建築する位置を間違えないように、印を付けるためのコンクリートを流します(捨てコンクリート)。

コンクリートが乾いた後、墨出し(基準線を引く作業)を行います。

鉄筋を組む(配筋)

建物を建てる位置が定まったところで、鉄筋を組みます。

外周の型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設

基礎の外周にコンクリートが漏れないように型枠を組み、ベース部分のコンクリートを打設します。

基礎内部の型枠を組み、基礎内部のコンクリートを打設

ベース部分のコンクリートが乾いたら、内部の立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを打設します。

型枠を外し、雑コン・仕上げ

コンクリートの強度が出るまで養生したら、型枠を外します。

その後、仕上げ作業として勝手口や土間・給湯器置き場などのコンクリートを打設したり、不要なコンクリートを除去したりといった作業を行います。

基礎の完成

こうして基礎が完成します! 地縄を張ってから基礎が完成するまでは、通常約1ヶ月半ほどかかります。

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