注文住宅を建築する際、「どんな間取りにするか?」「壁紙はどうするか?」といったことに関心を示す人は多いのですが、
こと”基礎工事“となると「よくわからない」と答える方も多くいらっしゃいます。
基礎工事は家づくりの土台となる、とても重要な部分です。
今回も前回、前々回に引き続き、基礎工事についてご紹介いたします。
基礎工事の仕事を行うのは、いったい誰?
基礎屋さんが行う場合が多いが、大工さんが基礎から行う場合もあります。
基礎工事は、”基礎屋さん”と呼ばれる基礎専門の職人さんが行う場合が多いのですが、
大工さんが基礎から引き受けることもあります。
基礎工事を行うには、測量や配筋・コンクリート打設などの知識と技術が必要なので、
大工さんが行う場合も、その知識と技術を持った人が担当します。
職人さんは、施主が見学に来るのを待っている「職人さんの邪魔になっては悪いから」と、
家づくりを見学に行かない施主さんもいるのですが、
実はそれは逆だというのをご存じでしょうか?
ほとんどの職人さんは、施主が見学に来るのを待っていて、基礎工事の現場も例外ではありません。
むしろいろいろ話しかけてコミュニケーションをとる方が、職人さんも仕事にやりがいを感じてくれるのです。
職人さんと話をしたいときは、いつ行くのがベスト?
「職人さんにいろいろ聞きたいことがある」というときは、
10時と3時の休憩前あたりに顔を出すと、休憩中にいろいろな質問ができます。
職人さんは基本的に日曜日がお休みなので、平日仕事がある人は土曜日がチャンスかもしれません。
ただし、車で行くときは、職人さんの作業の邪魔にならない場所に停めましょう。
コンクリートの打設といった作業をしているときは、施主に対応できないこともあるので、
「今どんな仕事をしているか」を見ながら声をかけることも大切です。
また、工事について不安に感じることがあるときは、職人さんに直接聞くよりも、
担当営業を通して質問するのがベストです。
家づくりは、建ってからが本当のお付き合い
「家を建ててもらったら、ハウスメーカーとの契約は終わり」と考えている人もいますが、
けっしてそんなことはありません。家づくりは、建ってからが本当のお付き合い。
心から満足できる住宅であり続けるために、わからないことや困ったことがあったときは、
いつでもお気軽にご連絡ください。